卵巣腫瘍だと思ったら子宮筋腫らしいと経過観察してたら子宮体がんが見つかった話

卵巣腫瘍が見つかってからの記録。時系列で記録していきます。検査したら子宮筋腫らしいとなり、ブログタイトルを『卵巣腫瘍のこと』から変更しました。その後、子宮体がんが見つかったので、またタイトル変更しました。

2022年1月4日:A病院へ3

A病院は大きい。外来患者は1日2,000~3000人来るらしい。
そんな中、予約なしで受診してCTまで受けられるのだから、ありがたいと思うべきか。

造影CT受けるときは食事とらずに受けるらしい。7時頃に朝食とって、すでに13時。問題ない。

産婦人科外来は3階、点滴つなげて採血するところは2階、CT検査は地下1階とあちこち移動。
初めての人は迷うだろう。
かつて、子どもが2歳位で手術した時も、こうやってあちこち移動した記憶がある。2歳児連れての移動はものすごく大変だった。
今回はおおよそ場所もわかるし、自分一人だし、楽。

2階の処置室に行ったら、準備するので待っててください、と。その間にトイレにいったら、さっきの子宮体部検診のせいで、トイレが真っ赤に。普段の生理よりも真っ赤な出血なんだけど、大丈夫なのかな、これ。

処置室で点滴の針を入れて、採血してから、点滴とつなげる。看護師さんの所作を見るのはおもしろい。上手なのか、痛くなかった。さっきの子宮体部検診の耐えがたき痛さからしたら、撫でられているようなものだ。

点滴スタンドを押しながら地下1階へ移動。点滴してると、なんか「患者」っぽい。本当に自分が「患者」になったんだなあ、としみじみ感じた。

CT検査ではそう待つことなく、検査開始。
CT検査の機械は、白くて角張ったところがなく曲線がきれいなデザイン。検査室の天井も壁もきれいな白で、SF映画によく出てくるような未来の世界に来たようだ。ちょっと昭和感がのこる廊下の待合いから入ると、未来にタイムスリップしたような気持ちになる。検査室のお兄さんが未来の人に見えてきた。

未来の人から金属の入った下着はつけてないか確認された。ブラは金属入ってないタイプだし、あとはズボンのチャックくらいか。CTに横になってから、ズボンだけ膝まで下げる。セーターとか結構着込んでるんだけど大丈夫なのだろうか。

両腕をバンザイして機械の中に横になる。ブォーンとなんか機械が動く。身体は動かしちゃいけないのでじ~っとする。そのうち造影剤が身体に回ってきたのか、下腹部と両手のひらが熱くなった。自分の体内に何かが介入している感じがちょっと怖い。
悪の組織に誘拐されて改造人間にされる、という昭和漫画のシーンを空想して楽しんでみようかな、と思った頃に検査終了。空想の続きはMRI検査の時にしよう。

未来の人に点滴を抜いてもらった。あとは会計をすませれば帰ってよし。
会計はそう長く待つことはなかった、というか、待つのにだいぶ慣れてしまったので5分10分は待ったうちに入らない感覚になってしまった。

病院をでたのが14時20分。朝8時からいたから6時間以上か。
昼も食べてないし、おなか空いた。