2022年1月4日:A病院へ
年が明けて、晴れやかなお正月気分・・・にはならなかったけど、ゆっくり家で過ごした。テレビみていても、ふと思い出してはスマホで卵巣腫瘍について検索してばかり。紅白もテレビつけてたけど、全然観てなかったなあ。
お正月明けて1月4日朝、A病院へ出発。駐車場が激混みになると予測して8時前に到着したけど、まだ空いてた。
初診総合受付には並んでいる人が15人くらい。ほとんどの人は紹介状らしきものを手に持っていた。申込用紙に名前とか希望する診察科を書いて、保険証と、十数年前に作ったA病院の診察券(まだ持っててよかった)を一緒に提出。8:30から窓口から順に呼ばれるとのことで番号札をもって待った。
・・・待つ・・・
総合受付から産婦人科の外来に行くことができたのは、9:30頃。問診票に受診理由や妊娠出産歴など書いて産婦人科窓口へ提出。今日は混み合っているので時間かかりますよと言われ、「そのつもりで来たので待ってます」と答えた。
・・・待つ・・・
診察室のすぐ目の前のスペースに移動して待つように言われたのが10:30くらい。
・・・待つ・・・
仕事の資料を読んだり、スマホ見てたり、待つのは平気というか「待ち時間を過ごす」のは好きなんだけども。
診察室は4つあって、そのうちのどこかから呼ばれるみたい。
コロナのためか診察室のドアは開いたままでカーテンのみだったので、他の患者さんと医師の会話がよく聞こえてきてしまい、申し訳ないけど退屈はしなかった。
中学生くらいと思われる子、出産後の人、80歳くらいの人、婦人科の年齢層は幅広いんだなあと感心。
問診票には人間ドッグで言われたことを詳しく書いたので、診察室に呼ばれた後はすぐとりあえず内診となった。
寒かったので、ズボン、あたたかスパッツ、靴下、レッグウォーマーと下半身着ぶくれだったので、少しモタモタと脱いでから内診台へ。
内診は何度やっても緊張する・・・。痛いのはやだよう。
人間ドッグでもやった膣からのエコー。ゆっくりグニグニ動かして丁寧に診てくれているのがわかる。しかし、やはり恥ずかしい。痛くないけど。
なんか時間かけているようなので、どうしたのかと思い「卵巣、映ってますか?」と聞いてみた。「画像、見ますか?」と言われ、仕切りのカーテンを少し開けると、モニター画面が見えた。
医師がカーソルを動かし「これですね。6cmくらい。」
モニターには、楕円の形が映ってた。均一なグレー色の楕円形。
卵巣腫瘤エコーパターン分類 っていうのをこの年末年始に何度も見ていたのだけど、なぜか、自分の卵巣のエコー画像を見たとき、何も思い出せなかった。質問も出なかった。灰色の楕円形をじ~と見つめただけだった。ああ、これかあ・・・。と思っただけ。
医師が何か説明するかな、と少し待ったのだけど、大きさだけ言ってそれ以上の説明は無かった。エコーだけでは良いとも悪いとも言えない、というのはわかる。何か言って患者によけいな不安を与えないようにしているように思えた。
もし私が何か質問したら、この私よりもずっと若い医師は困るだろうか。質問されたらどう答えようか考え気を遣わせてしまうのは申し訳ないと思った。検査していかないとなんとも言えない、というのはこの年末年始でよくお勉強したから、エコー画像については質問しないことにした。
医師が「人間ドッグでは子宮体部検診はやってないですよね。いまからやります。」
「あ、はい、お願いしま・・・痛っ!痛い痛い痛い~!」
絶叫。体部検診は痛いと聞いたことがあるけど、ここまでとは・・・!
思ったより出血した。
その後、同じ内診室にて、私より後に診察受けていた人の同じような叫び声が聞こた。
あんの医師、やっぱ質問攻めにして困らせてやってもよかったかも。
なんちゃって(昭和生まれ)。